岡山県と近県の大学、短期大学、大学校、専門学校案内の決定版
医療、経営、教育、心理、英語、農学
スポーツ、アニメの多彩な領域で
国際性と専門性、実践力を育み、
社会に貢献する人材を養成
「学生一人ひとりのもつ能力を最大限に引き出し引き伸ばし、社会に有為な人材を養成する」を建学理念とする総合大学。高梁市や岡山市、兵庫県南あわじ市にキャンパスを構え、6学部10学科体制で多彩な学びを展開する。2014年度に外国語学部外国学科とアニメーション文化学部アニメーション文化学科を加え、2018年には農学部に醸造学科を開設。幅広い分野で、国際性と専門性を備えた人材を輩出している。
国際社会に貢献できる人材を育成するため、研究交流はもとより、学生交流においても積極的に留学生を受け入れるとともに、本学学生の派遣を行う。また、諸外国への留学・学術情報の交換等を推進するために現在、29ヶ国86大学2機関と交流協定を締結するなど、大学の国際化と国際交流に取り組んでいる。
優秀な学生の能力を引き出し、さらにのばしていくために、社会科学部・保健医療福祉学部・心理学部において「学部・大学院一貫教育制度」を設けている。3年生までの成績が特に優秀な学生で、学科長、学部長の推薦があれば、通常6年間のコースを5年間で修了し、学士と修士の2つの学位を取得できる。
1年生から4年生まで一貫して、キャリア教育の授業を実施。段階的なキャリアアップを図るほか、学生一人一人に対してきめ細やかな個別指導を行っている。1年生から始まるキャリア教育の講義や、3年生に行われる就職ガイダンスでは、より具体的に自己分析の方法や業界・企業・職種研究、企業へのアプローチ方法を学ぶ。学生と採用担当者が直接面談する就職面談会も実施し、就職後も各分野で幅広く活躍できるよう支援を行う。
岡山県を中心に近隣県出身者が半数以上を占めるが、その他は北海道から沖縄まで全国各地から学生が集っている。留学生も全体の1割近く在籍している。
毎年11月に開催する伊賀祭は多数の模擬店が出店するなど盛大に行われ、各部活動の成果を発表する場として、学生だけでなく、学外からの参加者も多い。学生自ら企画・立案していることも貴重な経験になっている。
12月初旬に、学生によってキャンパス内にイルミネーションが飾り付けられる。高梁キャンパス、南あわじ志知キャンパスそれぞれで行われ、学生が企画、運営を行う点灯式も実施。点灯式にはキャンパス周辺の市民も招いて、さまざまなサークルによるステージイベントやビンゴ大会も開催され、市民と学生との交流の場になっている。
各学科によって取得資格や学んだ内容を活かした分野への就職が多いのが特徴だ。社会科学部、心理学部、農学部、アニメーション文化学部、外国語学部では一般企業への就職が多い。また、保健医療福祉学部はほとんどが病院やリハビリテーション関連施設へ就職している。 少人数制によりきめ細かな対応を行い、キャリアサポートセンターを中心に、個人の希望に沿った就職支援や就職試験対策、面接指導などを実施している。こうした学生への対応は、就職率96.7%という数字にも表れている。 2021年3月卒業生実績
演習はすべて英語で行われるのが特徴。人間の学習は、何か特定の断片的な知識の獲得というよりは、さまざまな場面において状況を柔軟に探索することを学ぶ。つまり、「学ぶことを学ぶ」という側面をもつ。本演習では近年の学習心理学、発達心理学の知見の概略を習得。簡易な実験、グループワークを通して、人間の学習について多面的な研究をする方法を学ぶ。
「脳血管障害に関する実験的研究の方法論」をテーマに、各自の研究仮説を証明する具体的な方法を習得する。動作および認知課題を複合した、より対象者の生活に反映できる評価手法、標準的理学療法介入に関して説明できるようになることを目標とする。